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コレクティヴ・ワスキ(ユリア・ゴラホフスカ、ヤゴダ・クフィアトコフスカ、下村杏奈)
《気候危機抗議カラオケ》2020年
INTRODUCTION
気候危機抗議カラオケ
セーラースターソング
「気候危機は我々にとって差し迫った問題だ。それが私たちの生活と地球全体に異変を来すということは、時間の問題であると強く実感している。私たちは、支配階級の無気力さを眺めるたびに、湧いてくる怒りと欲求不満に対処しなければならない。
このプロジェクトでは、人気曲の歌詞の一部を変更し、現代の社会・環境・LGBTQ+について光を当てる曲に改造している。ラジオでよく聞くヒット曲は、通常、失恋の曲が多い。ほんの少しアレンジすることで、そのヒット曲は突然、それらの問題についての応援歌になる。私たちは、資本主義文化で商品化された音楽を救い出すことで、我々の怒り・絶望に声を与え、地球と一緒に涙を流す♪」
コレクティヴ・ワスキ(Kolektyw Łaski)
プロジェクトはプレイリストとしてYouTubeに乗っている。ここに展示されているビデオはコレクティヴ・ワスキ(Kolektyw Łaski)が2020年にワルシャワ近代美術館のプレゼンス部門(Instagram: @departamentobecnosci)で行ったオンライン·レジデンスの成果である。
協力:パヴェウ・パフチャレク
PROFILE
ワルシャワ美術アカデミーのメディア・アート科で出会った3人で2018年より活動。個々に活動を続けつつ、友情と社会的関与芸術の必要性から結びついている。作品はアイデンティティ、歴史、記憶、ジェンダー、フェミニズム、エコロジーなどと関わり、シスターフッドと現実を変える芸術の力を信じる。最初のプロジェクト《新しい愛国歌》(2018-)は現在も継続中であり、2018年若手狼賞受賞。2021年「Lost in Translation」展(京都市立芸術ギャラリー@KCUA)参加。

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